あずきの皮から、うまれた子犬。
広島の、あまい工場。
もみじ饅頭の工場では、毎日たくさんのあんこを炊いています。あまくて、やさしい湯気のにおい。
のこされた、皮の山。
あんこを炊いたあとには、小豆の皮がのこります。食物繊維たっぷりなのに、そのままだと捨てられてしまう運命。
満月の夜、ぽんっ。
ある満月の夜。「もったいない」の気持ちが集まって、皮の山がもぞもぞ…ぽんっ!と、なにかが顔を出しました。
うまれたのは、子犬。
皮の帽子をかぶった子犬・あずきち。使命はひとつ、「もったいない」を「おいしい」に変えること。そのあと、まめぽんとこつぶも続いて生まれました。
その子たちが今日もしっぽを振って、このクッキーを焼いています。